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お知らせ
2025.11.1姿勢と健康
姿勢と健康
姿勢が悪くなっている
近年、スマーフォンなどの普及によって、極端なうつむき姿勢や猫背が癖になっている人が増えています。この姿勢は首(頚椎)の緩やかなカーブがなくなることでストレートネックになりやすく、頚椎への負担が大きくなります。また、椅子の背もたれに寄りかかってふんぞり返ったり、低く柔らかいソファに座っていると骨盤が後ろに傾いて腰椎の前方へのカーブがなくなり、腰椎への負担が大きくなります。一方、腰が反って骨盤が前に傾いていると、かえって腰椎のカーブは強くなり、やはり腰椎への負担は大きくなります。
悪い姿勢の弊害
悪い姿勢は筋力を必要としない「楽な姿勢」なので癖になりやすく、その分、長時間続けてしまいやすくなります。そのため、筋肉や筋膜などへの負担がかかって、血流が滞り、肩こりや腰痛などを引き起こす原因になります。また、悪い姿勢を長時間続けると、椎間板やじん帯あるいは骨にも影響を及ぼし、椎間板ヘルニアや骨がとげのように変形した状態を伴った変形性脊椎炎になりかねません。場合によって、首や肩の筋肉の緊張から頭痛になったり、猫背が腹圧を上昇させて逆流性食道炎を起こす可能性もあります。更に、重心が偏ると転倒しやすく、骨粗鬆症を伴っていれば骨折のリスクが高まります。
正しい姿勢で健康を保つには…
正しい姿勢を保って様々な病気を防ぐには、適度に休憩をとりながら体を動かしたり、骨盤を絶たせた姿勢で座るなど生活環境を意識して行動変容を起こすことが大切です。体のバランスが取れた良い姿勢を保つためには、時折ストレッチで体をほぐし、体幹などにある抗重力筋の筋トレーニングを行って、正しい姿勢を維持する力をつけましょう。
スマホを見る際の悪い姿勢と良い姿勢
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 悪い姿勢  | 
 良い姿勢  | 
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 ・極端なうつむき姿勢 →背中の表層にある筋肉(僧帽筋)の緊張は肩こりの原因となる ・座っている姿勢が猫背で、肘が大腿部(足)についている。 →骨盤が後ろに傾いていると腰痛の原因となる  | 
 ・骨盤を立たせて座る 座面に対して背筋が垂直に立っている姿勢、膝の角度は90度が良い →背筋が自然なS字カーブを描き、重い頭をバランスよく支えている ・スマートフォンを見るときは反対の手は腕を組む時のような姿勢にしてその手の甲にスマホを持つ手をのせるようにする  | 
☆骨盤のまっすぐ上に頭が乗っているイメージ


