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2026.9.1深部静脈血栓症に注意を

深部静脈血栓症とは

長時間、脚を動かさないでいると脚の静脈内の流れが悪くなり、静脈血管内に血液が固まり、“血栓”が発生します。これを「深部静脈血栓症」といい、元々は長時間の飛行機移動の際に認めたことからエコノミークラス症候群ともいわれています。最近は災害時の避難生活の中でも多発することが分かり、地震や大雨などで避難生活を余儀なくされた時には注意が必要です。

 

また、災害時の避難生活所以外でも高齢、肥満、癌、手術後、妊娠・出産、けが、脚の麻痺、避妊薬を飲んでいる方、血が固まりやすい体質の方などに発生しやすい病気です。

症状がないことも多いですが、ほとんどの場合、片脚のふくらはぎや太ももに腫れやむくみが出たり、痛みが出たり、皮膚が赤くなったりします。

 

―よく足を動かしましょう―

予防には、長時間同じ姿勢で座らないよう心がけましょう。また、歩行や足首の運動を行うこと、脱水にならないことが有効です。例として避難所でもできる予防対策(表1)をして、脚を長時間動かさないことの無いようにしましょう。また、体を自由に動かせない状態では、弾性ストッキングを着用する圧迫療法が推奨されます。

血栓ができてしまったら、血液の固まりにくくする薬で治療します。血栓により血管が詰まると程度によっては命に関わることもありますので、気になる症状がある時は早めにかかりつけ医に相談しましょう。

表1

  • つま先を下に向け足の甲をゆっくり伸ばす。
  • つま先をゆっくり上げる
  • 足首をゆっくり回す
  • 両足を伸ばした状態から片脚ずつ足を伸ばしたり曲げたりする

※震災時の避難所でも①~④のような足の運動は積極的に行いましょう。

 ふくらはぎの筋肉が伸縮することで、脚の静脈の血行が良くなり静脈血栓の発生を防ぎます。

 自分で脚を動かせない場合には、周囲の人に足首から膝へとふくらはぎをマッサージしてもらうことでも、ある程度の効果があります。

 日本血栓止血学会、肺塞栓症研究会から引用                     健康ぷらざより

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